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旅情そそる本

  • Posted by: KURATA
  • 2009年9月13日 22:28

今回紹介するのは角田光代さんの旅エッセイ『恋するように旅をして』と『いつも旅のなか』。
読めば、あるある! 分かるわ〜の一言。
女子一人旅に起こりがちな、旅先での珍道中や心温まる出会いが綴られています。

『恋するように旅をして』の中の一節。
スリランカのとある街中で、若者から声をかけられ、パーティに誘われる。
21歳のカレに「きみはいくつ?」と聞かれ、「33」と答えたあとに続く沈黙、
そしてそのカレはそそくさとその場を立ち去ったという。。

私も似たような経験があります。
3年前、インドへ行ったときのこと。
デリーでインド人の若者に声をかけられました。
彼は22歳。
私の年齢を聞いてびっくりし、ぶしつけに「なぜ結婚しない?」とか「日本で恋人がいたことはあるのか?」と聞いてきました。
その場を立ち去らない変わりに、ラッシーをおごってくれ、最後に手の甲にブチューとキスされました。

アジアでよく聞かれる2大質問。
「いくつ?」
「結婚してるの?(恋人はいるの?)」
若いときは何の疑問も持たず、むしろ女性にそんなこと聞くなんて失礼だなーと思っていました。
いまや聞かれるとむしろホッとします。妙齢になるにつれ、あまり聞かれなくなるから。

今年の春、ネパールへ行ったときのこと。
日本に帰る前日、カトマンズのレストランでご飯を食べていると、日本男児に声をかけられました。
「今いくつですか?」と聞かれたので、「32」と答えると、軽くびっくりされ「タメかと思った」と言われました。
そのカレは26歳。久々に年を聞かれ、しかも若く見られて若干浮かれる私。

その子は仕事を1カ月程休んでネパールをまわってるのだと言います。
「年とって、結婚して子どもでもできたら旅できないから」というのが旅に出た理由。
自分が26の頃なんて、何の考えもなしに、ただどっか行きたい想いだけで旅行してたけどなー。軽くジェネレーションギャップ。
2年前、シリアで会った19歳の男の子は「大人になったら観光みたいな旅行しかできなくなるから」とも言っていました。
多分、年は関係なく、旅好きは一生旅好きだと思うし、
例え結婚したって子どもができたって、よぼよぼのおばあさんになったって、きっとそのスタンスは変わらないだろうなぁと思います。
とはいえ、若い彼らに私はどんな風に映ってるんだろう...。

ネパールに入る前、トランジットでバンコクに一泊しました。
知り合いとご飯を食べたのだけど、サンダルに水を入れたコンビニ袋をぶらさげている私を見て
「明子ちゃんは本当に変わらないね。ホッとするよ(笑)」と言われました。
でも、さすがにいつも泊まってるゲストハウスが水シャワーしかないことを言うと、
お給料もらってるんだし、もうちょっといいところに泊まればと言われました^ ^;

だんだん貧乏旅行を続けるには、若干身体的に厳しい年になってきました。
周りも年下ばかりだし。
とはいえ、「いくつ?」と聞かれる間は貧乏旅行を続けたいです。

写真はバンコク、マレーシアホテル近くにある、行きつけのバー「Wong's Place」。
お兄さんが病気で亡くなったあと、弟が跡を継いでます。
壁にはお客さんの写真がブロマイドのごとし貼られていて、そこに何と若かりし頃の自分を発見!
合計3枚ありました。若さより、髪型の古さに衝撃を覚えました。
お近くに立ち寄りの際は是非寄ってみてください。

DSCN2820.JPGのサムネール画像



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