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しゃぼん玉

  • Posted by: KURATA
  • 2009年3月21日 23:53
岩間さんの日記を読んで、天声人語を思い出しました。
しゃぼん玉は春の季語だそう。
ここに一部抜粋。

肉眼で見える、最も薄いものの一つが石けん膜だと物の本にあった。
晴天かに漂う玉は日光で水分が蒸発し、膜がどんどん薄くなる。
色の変化を楽しめるかわり、曇りの日より短命という。
空中のチリに破られず、風に恵まれた玉だけが長く、高く舞う。(3月16日朝日新聞より)

天声人語では、チリやホコリを厳しい世の中に、大切に膨らませる様を両親が大切に我が子を育てる様子に、ストローの先で危なげに揺れる玉を親元から巣立つ子どもに、そして壊れそうな膜は希望に重ね合わせ、「巣立ちの情景で、しゃぼん玉は春ならではの言葉になる」と結んでいる。

毎朝電車の中で新聞を読むのが日課の私。
暗いニュースが溢れる中、時々こうした心温まる記事があります。
ちなみに今朝の天声人語。
かつて朝日新聞に連載されていた「折々のうた」にあった、メソポタミアのことば。
「銀をたくさん持っている者は仕合せだろう。
麦をたくさん持っている者は嬉しいだろう。
だが、何も持っていない者は眠れるだろう」

古代メソポタミアのあった、現在でいうイラクのあたりは、戦争が始まって昨日で6年を迎えたそう。米軍はフセイン政権を倒したけど、あとは泥沼となり、市民の犠牲は増えるばかり。持てる者も幸せではなく、持たざる者も安眠できない。。

イラクだけじゃなく、どの国にも当てはまることばじゃないかなと思います。
人間が宇宙へ行く時代になっても、貧困も戦争もなくならない。
人は新たな欲を覚え、貧富の差は広がるばかり。

なんだかしゃぼん玉から随分話がかけ離れたけど、
どこまでもキラキラ飛んでいけるように、
できるだけチリやホコリの少ない社会になるといいなと心の中で祈るのでした。

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